新入生へのご挨拶（主将　山下晃平）

　九州大学サッカー部主将の山下晃平です。九州大学サッカー部についての紹介をさせていただきます。

　九州大学サッカー部の今年の目標は「九州大学サッカーリーグ1部昇格」です。そのため、今年のスローガンを「革命」とし、九州大学サッカー部の組織改革を行なっています。

　実際の九州大学サッカー部の現状とどのような組織編成を行っているかを説明します。

九州大学サッカー部は監督はおらず、基本的に学生主体で運営をしているチームです。その中で、去年から来てくださっている外部コーチの金田さんにアドバイスをいただきながらチーム運営を行なっています。

　今年編成したチームの主な組織としては、幹部、戦術、フィジカル、渉外、広報、チームスタッフ(TS)です。チーム全員が最低でも一つの組織に所属し、各班には全学年の部員が揃うようにして、学年関係なく、全ての部員の意見を集めることができるようにしています。

　それぞれの主な活動として、幹部はチーム全体の組織を管理しながら、チームの運営を行います。チーム一人一人の思いを聞き、円滑にチームが運営できるようにしています。

　戦術班は、九州大学サッカー部が九州リーグ一部に昇格するために、ゲームモデルを考え、練習で落とし込み、試合で実戦するといったことを主に行っています。

　フィジカル班は、いとしまスポーツ整骨院と連携し、怪我をしないための身体の使い方、練習前後のアップやダウン、筋トレなどを考えチームに還元してくれています。また、食事の講習会に参加するなどして、トレーニング以外で、サッカーに活かせることをチームに伝えています。

　渉外班は、チームを運営する上で必要な資金集め、資金管理を行っています。チームが継続していく上で、資金面の問題の解決は必要不可欠です。ただ、サッカーをするだけではなく、企業や地域の方に応援していただけるようにお話に伺う活動なども行っています。今年は、博運社様、アスカコーポレーション様、虹の松原自動車学校様からの協賛をいただくことが決定しています。

　広報班は、このようなチームの活動をたくさんの人に知ってもらうための活動をしています。今、新型コロナウィルスの影響で、サッカー部の活動を自粛していますが、この活動自粛期間にSNSを通じて、サッカー部のことを伝えられるよう、広報班が面白い企画をたくさん考えてくれているので、楽しみにしていて下さい。

　チームスタッフは、練習が円滑に進むように、水の準備や、練習のコート作り、ビデオ撮影などを行なっています。サッカーは好きだけど、プレーするのはちょっと、という人はチームスタッフとしてチームをサポートとする役目に回ってみませんか。男女問わず募集しています。

　このように、九州大学サッカー部は、組織を一新し、一部リーグ昇格に向けて本気で取り組んでいます。

　また、ただサッカーをするだけではなく、試合に勝つため、チームを運営するための方法を、学生が主体となって考えている組織です。まだ、この組織運営は今年新しく始めたことが多く、確立されたものではありませんが、この組織運営を継続させることで、九州大学サッカー部はより強く、素晴らしい組織になると確信しています。私自身この組織運営を進めていく上で、今までのようにただサッカーをしていただけでは経験出来なかったことをたくさん経験し、成長させていただいています。この経験は、大学を卒業して社会に出たときに必ず私の力となってくれるものだと感じています。　

　選手として一部リーグ昇格を目指したい人、チームスタッフとして一部リーグ昇格に貢献したい人、チーム運営に携わりたい人、九州大学サッカー部の一員となって、一緒に九州リーグ一部昇格を目指してみませんか。

　そして、私たちと一緒に一人の人間として、成長していきませんか。