部員ブログ「この1年間と将来」 田中敦基
今シーズンのスタートは自粛期間から始まった。チームにとってはスタートで一歩遅れた形となった。でも、自分にとっては、この自粛期間があったことでサッカーのこととか自分の進路のこと、更には将来のことなど色んなことについて考える時間になった。もしこの自粛期間が無かったら、フワッとしたまま新チーム始動を迎えていたかもしれない。
自粛期間中にまず自分が考えたのは、自分の将来像について。夢とか就きたい職業とかそんなんじゃなくて、「自分は将来、斯く在りたい」というような理想像みたいなもの。そこから、この一年どんな感じでサッカーと向き合って行くか、どんな一年にすればその理想像に近づけるかを考えた。
「この一年間ぐらい全力でやれないようじゃダメだろ。」
単純にそう思った。思い返すと、ここ2年間くらいサッカーに対して全力で向き合えていなかった。モチベーションはずっと低空飛行で上昇する気配すらなかった。辞めようと思ったこともあった。けれど、自分は今もサッカー部にいる。だったらこの一年間を自分にとって少しでもプラスになるようにしよう。この一年間が将来への試金石となるように。サッカーへのモチベーションが低いなら、その対象を変えればいい。「サッカーを頑張ろう。」そう思ってもダメなら、逆にサッカーを利用してやるくらいの、「サッカーを通じて自分が成長してやろう。」くらいの考え方で。
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