部員ブログ「成長する為の挑戦」 黒木紘一郎
九大サッカー部に入部して3年目となった。あっという間に2年間が過ぎた。九大サッカー部で過ごす時間も気づけばあと2年。大学で真剣にサッカーができる喜びを噛み締めて、一日一日大切に過ごしていかなければと改めて思ったところである。
さて、今年の九大サッカー部は、「挑戦」というスローガンのもと「九州1部昇格」という目標に向けて走り出した。スローガンが「挑戦」に決まったということで、今回はサッカー部の活動を通じて今期挑戦したいことについて書こうと思う。
今期個人的に挑戦したいことは沢山あるのだが、特に「個の力を高めること」に挑戦したいと思っている。個の能力を高め、試合に出場し、チームの勝利、ひいては1部昇格に貢献したい。強欲に見えるかもしれないが、選手である以上やはりプレー面でチームに貢献したいという気持ちが大きい。
しかし客観的に見て、今の自分のプレーは1部昇格を目指せる段階に達していない。実際、昨期は定位置を確立することができず、出場した9試合の中で決めたゴールは1点のみで、チームにプレー面で貢献できたとは言えないし、自分の実力はまだまだ不足しているのが現状だ。本気で1部昇格に貢献したいと思うのであれば、この現状を受け入れ、個の力を伸ばすことにまずは注力するしかないと考えている。
では、個の力を高めるためには具体的にどうすれば良いのか。数え出したらきりが無い程自分の課題は山ほどあるのだが、昨期を振り返った時、特にフィジカルと状況判断の部分が自分には不足していると感じた。そしてこれらの弱点ゆえに自分の持ち味であるパスやチャンスメイクの部分を十分に発揮できていないことに気づいた。つまりプレー面で成長するためには特にフィジカル面を向上させ、また判断の質と速度を上げなくてはならない。今期に入り、自主的にウェイトトレーニングを導入し、また判断力を向上させるために練習の中で常に視野を確保することを意識しながらプレーするなど、課題を克服するための取組みを開始した。もっとやらなければならないことは沢山あるし、すぐにこれらの課題をクリアすることは困難だが、数ヶ月、半年、1年…と継続することで徐々に課題の克服に繋がり、今以上にプレーの幅も広がるのではないかと考えている。地道に個の力を高める挑戦を継続し、プレーの面で1部昇格に貢献できるようにしたい。自己の成長が、少しでもチームのためになればと思う。
また、今年から3年生になり、上級生という立場にもなるので、プレーだけでなく様々な面でチームを引っ張っていかなくてはならない。練習中や試合中に自ら率先してチームの雰囲気を良くしていけるような言動をとることにも積極的に挑戦していきたい。
「挑戦」というスローガンのもと、1部昇格に向けてチーム全員で切磋琢磨して、個人としても、チームとしても充実した1年になればと思う。
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