今までとこれから 浅田颯

　こんにちは。九州大学サッカー部３年の浅田颯です。理学部の数学科に所属しています。出身校は北海道の室蘭栄高校というところです。なんで北海道からわざわざ九州に？とよく聞かれるのですが、これと言った理由は特にありません。ポジションは主にセンターバックをやっています。

　自己紹介はこれくらいに、本題に入って行こうと思います。

　自分がサッカーを本格的に始めたのは小学５年生からでした。実は当時少年野球もやっていました。ダブルワーカーというやつです。当時は、月水金にサッカー、火木に野球、土日も練習やら試合やら超ハードスケジュールで活動をしていました。多少休みなどはあったものの、これを二年間も続けていた小学生時代の自分を褒めてあげたいです。

　中学生になると野球をやめ、地元のクラブチームに入りました。ここでの生活を一言で表すなら「理不尽」です。怒られた思い出しかないくらい怒られました。冬場には、ただひたすら三日間雪道を走り続けるという合宿もありました。それでも今の自分があるのは、この「理不尽」であった三年間があったおかげだと思います。とても感謝しています。

　高校では、地区選抜に選ばれたり、道選抜交流会に参加したり、最高学年にキャプテンをやったり様々な経験をすることができました。特にキャプテンをやったことにより、サッカーをプレーするだけでなく、それ以外の部分にも気を使わないといけないことに気づけました。

　これまでの自分のサッカー人生を振り返ってみて、当時は辛かったり、意味わかんなかったことでも、今考えると意味があったのかだったり、意味はなかったけど楽しかったなど全てのことがプラスのように感じられます。しかし、自分がいままでサッカーをしてきた中で、自分の満足のいく結果だったり、人に自慢できる功績を残すことはできていません。それどころか、今までのやってきた公式戦で勝った試合よりも負けた試合の方が断然多いのです。

　昨シーズンでは、チームとして公式戦４勝、そのうち自分が出場した試合は２試合。負けが明らかに多いです。やっぱりチームが勝ったらめちゃくちゃ嬉しいし、その中でも自分が出場した試合での勝利はもっと嬉しいです。

　最後に、今シーズンは、勝ちにこだわる一年にしていきたいです。これは試合に関してだけでなく、練習でもその他の場所でもこだわっていきたいです。自分の能力を把握し、役割をこなし、一つ一つ勝っていくことで最終的にチームの目標である「九州リーグ一部昇格」したいと思います。

                                                           新3年  浅田颯