部員ブログ「没頭」黒木紘一郎
これまでの大学生活を振り返ると、九大サッカー部に入ったおかげで非常に充実した日々を過ごすことができたと思う。九大サッカー部には、全国高校サッカー選手権出場校や県ベスト4の強豪校から入部してきた選手も多く、そのような部員達に囲まれて活動に取り組める環境は、普通の高校から入部した私にとってはとても刺激的でチャレンジングなものだった。その中で、試合に出られない期間を経験したことや、手術を要する大怪我を負ったことなど、上手くいったことよりよりも挫折を味わったことの方が多かったけど、それを乗り越える過程で確かな成長を感じることができた。しかしその一方で、頑張るべき所で妥協してしまい、課題から目を背けてしまったことも少なくはなく、正直後悔が残っている部分もある。
このような3年間を過ごし、ついにラストシーズンを迎える訳だが、この1年間をどう過ごすかを考えた時に湧き上がってきたのは、「日々の部活動に没頭し、サッカーを楽しみたい。」という至ってシンプルな感情だった。毎度の練習や試合に没頭し、自分の持つ全てを出し切って、悔いなく大学サッカーを終えたい。これが素直な気持ちである。
例えば、常に試合を想定しながら練習すること。今の自分の課題と真摯に向き合うこと。球際で闘うこと。余力を残さず走り切ること。これらを徹底的に心がけ、毎回約2時間の練習に強烈なスポットライトを当て、公式戦並の熱量で没頭したい。また、班活動などオフザピッチでの活動にも注力したい。財務班やOB係、日程係としての役割を全うすることは勿論、チームの先頭に立って皆を引っ張ってくれている雄大や大也の負担を少しでも軽減できるよう、練習中の声出しや盛り上げ、後輩から幹部へ意見の吸い上げ、その他チーム運営でのサポートなど、同期としてできることは何でも協力したい。
九州大学サッカー部の活動に没頭する。毎回の活動時間、1つ1つの練習、目の前のプレーに没頭する。本気のサッカーを楽しむ。昨年まではできていなかった訳で、決して簡単なことではないけど、ここに書いた以上やらなきゃ意味がないので、覚悟を持って体現したい。今回のブログでは、個人的な抱負として書いたが、部員全員が日々の活動に本気で没頭できれば、結果としてチーム目標である1部昇格が徐々に近づいてくるのではないかと思っている。「没頭」の先に、個人としてもチームとしても望む結果で、笑顔で終われることを信じて、日々の活動に励みたいと思う。
4度目のブログも相変わらず纏まりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。色んな方々の支えがあって、ここまで大好きなサッカーを続けることができています。九州大学サッカー部に関わる全ての方々に感謝し、今年度も活動に励みたいと思います。応援宜しくお願い致します。
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