引退ブログ「サッカーにはつきもの」外西拓斗

4年の外西拓斗です。

スポーツには怪我がつきものと言いますが、自分のサッカー人生は、常に怪我との闘いでした。

サッカーを始めた幼稚園生の頃から、捻挫や靭帯損傷、剥離骨折など、様々な怪我をしてきました。たぶん一般プレイヤーの4倍ぐらいはやってます。ほんとです。

そこで今回、ブログを書くにあたって、大学4年間での怪我の経歴を確認してみたところ、このような結果となりました。

●1年 ・左足首捻挫:全治2か月 

・右手骨挫傷 

・右足首捻挫:全治2か月

●2年 ・右足首捻挫:全治3か月

    ・右足大腿部肉離れ:全治3か月

●3年 ・左足大腿部肉離れ:全治3週間

●4年 ・左足首捻挫:全治3か月

松葉杖 計5回 

治療期間 計約14か月

えぐいですね。

自分のこととはいえ、ちょっとひいてます...

これだけ怪我をしていれば、少なからずみえてくるものがあります。

今回の引退ブログでは、そのことについて少しでも伝えられたらと思います。

まず治療期間をみてみると、なんと1年以上もあります。これはその分、サッカーをする時間が削られたことを指します。怪我で一番つらいのはこの点だと自分は思います。

自分が部活に入部した理由は、サークルでは味わえない、緊張感のある試合をしたかったからでした。九大サッカー部を勝たせたいという気持ちももちろんあって、怪我の時期にはチームメイトのサポートなどを通して勝利に貢献しようとしていましたが、本当はそんなことしたくなくて、自分のプレーで勝利を掴みたかった。

だから怪我は本当につらかったです。この機会に筋トレや体幹などフィジカルトレーニングに取り組めばいいという人もいると思いますが、正直怪我してなくたってできますよね。なんなら怪我してないほうが正しいフォームでできるからいいまであります。

目の前でみんながサッカーをやっているのを見ながら、リハビリに励んで復帰し、やっと調子が出てきたところでまた怪我をする。。

それでも部活を続けられたのは、チームメイトの助けがあったからでした。

例えば、同時期に怪我をしていたリハビリ仲間。一緒にやる人がいるだけで、どれだけ前向きになれるか知りました。筋トレマニアで、身体づくりに関する情報を教えてくれる人もいれば、驚くことに自分より怪我に苦しんでいるにもかかわらず、相談にのってくれる先輩もいました。この場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございました。

また優しい優しいマネージャー様方。いつも選手をサポートしてくれていたのは知っていましたが、ピッチ外から見たり手伝ったりすると、本当にいろんなたくさんのサポートをしてくれているのだと思い知りました。感謝しています。怪我のあいだ、少しでもその助けができていれば幸いです。

そして最後に同期のみんな。自分のことを松葉杖がトレードマークとかいじってくることもあったけど、逆にありがたかったです。鬱陶しいほど明るいやつとか、ピッチ内でもピッチ外でも真面目なやつとか、めっちゃおごってくれるやつとか、普段やる気ないくせに試合になると凄いやつとか、小さいけどすごい頑張り屋の人とか、常に冷静で毒舌なやつとか、顔がでっっっかいやつとか、後輩の面倒見がいいやつとか、何となしに全部がかっこよくなるやつとか。

みんながいなかったら絶対辞めていました。今まで本当にありがとう。

結局何が言いたいかというと、自分は良い仲間たちに恵まれたからサッカーを続けられたってことです。どんだけ怪我をしても、どんだけ挫折を味わっても、仲間がいればまた立ち上がれる。それを証明できたのではないかと思います。

九大サッカー部の後輩たちにも、仲間を大切にして頑張ってほしいです。

あと怪我にも気を付けて。

拙くまとまりのない文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

これからの九大サッカー部を、よろしくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000