部員ブログ「vlog」山本雄大

 こんにちは。今期からチームキャプテンを務めます。新4年の山本です。先月人生初の捻挫をしてしまいまして、悶々とした日々を過ごしております。見学の日々も3週間目に突入したということで、サッカーができないことへの苛立ちを大いに感じているわけですが、ここは一旦心を落ち着かせ、日本が誇る「挑戦者」であるケイスケ・ホンダ大先生の「怪我したときは、チャンス」という言葉を自分の中のリトル山本に言い聞かせ、できる範囲でのトレーニングに励んでいこうと思います。ポジティブ大事。

 さて、今回のブログでは、なんで大学生になってまで部活でサッカーをするのかということから始まり、最近考えていることをいろいろと書いていきたいと思います。題名にもあります通りこれはVLOGなので、まとまった一つの結論がある文章ではないですがご容赦ください。

〇部活でサッカーをするということ

 そもそも、私自身サッカーという競技自体が楽しいからサッカーをしているわけですが、なかでも部活でサッカーをしているのは、遊びではない本気のサッカーから得られる楽しさを享受したいからだと思っています。本気で取り組むからこそ勝ったときの喜びはひとしおであり、その喜びには何物にも代えがたいものがあります。他にも、チームや個人の成長を実感するときなど、あらゆる場面で日常では得られない楽しさや幸せを感じることがありますが、これらはすべてサッカーへの本気度がそっくりそのまま楽しさとなって返ってきているということができそうです。まとめると、部活でサッカーをすることの価値は、本気でサッカーをすることから得られる考えています。

〇「本気」とは

 ここでいう「本気」とは、サッカーに本気で取り組むことであり、こと九大サッカー部においては、1部昇格という目標を本気で目指すことを意味しますが、この本気という単語はいささか曖昧な単語であるため、本気という言葉が指し示す状態を定義すると、「ある事柄に対して手段の限りを尽くして取り組んでいる状態」であると考えています。手段の限りを尽くすというところに個人差はあると思いますが、あくまで自分の中で「やれることはやっている」と思える状態であることが最も重要です。

〇九大サッカー部の現状

 現在、九大サッカー部に部活でサッカーをすることの価値を体現している人、すなわちサッカーに対して、1部昇格という目標に対して本気で取り組めている人が、どれだけいるでしょうか。みんな練習中はそこそこ真剣にやっているように思えますが、ひとたび練習時間外に目を向けると、精力的に筋トレや自主練に励む選手は限定的ですし、日々のケアや食事などに気を使っている選手も多くない印象です。細かいところを見れば、練習中でも、ひとつひとつのプレーへのこだわりや、コミュニケーションの部分など、まだまだ「尽くせる手段」がありそうです。非常にまずいですね。このままでは、「週5のサークル」と呼ばれてしまいかねません。

〇で、お前はどうなん?

ここまでは偉そうにペラペラと定義やらなんやらを語ったと思えば、次いで出てきたのはチームへの苦言ということで、かく言うお前自身はどうなんだとお思いの方も多いと思いますので、自分の話をさせていただきます。正直に言うと、本気になりきれているとは胸を張って言えないのが現状です。少なくとも心では勝ちたい、目標を達成して喜びたいと本気で思っていますが、まだまだその想いを行動に移し切れていないというところでしょうか。今シーズンはとにかく本気でやりきるんだという決意のもと、オフの日はジムで筋トレに励み、家では戦術班の班員としてのサッカーの勉強や、チームリーダーとしてのマネジメントや組織論の勉強に取り組み、もちろん食事や睡眠など基本的な生活習慣にも気を使うようにはしているのですが、このうちの何をやっているときも妥協、妥協、妥協です。特に筋トレに関しては、もはやジムに筋トレをしに行っているのではなく、妥協しに行っているといったほうが正しいくらいです。加えて、「今はまだやっていない(気づいていない)けれども、本来はやるべきこと」というものが、まだまだあると感じていますので、そういった観点からも、やはり「手段の限りを尽くせている」とは言い難いと思っています。

〇九大サッカー部のこれから

一言でいうと、これからの九大サッカー部は本気でサッカーに取り組むチームであると同時に本気でサッカーに取り組みたいという想いを持った人とそれを支えたい人が集まるチームであるべきだと思っています。本気でやるからこそ勝ったら嬉しいし、本気でやるからこそ色んなことを学んで人間的にも成長していける、これこそがやはり部活道の価値でしょう。こんな素晴らしいチームになっていくために、まずは自分が変わる、本気で取り組む1年にしていきます。また、部員が本気になれる環境や制度を整えることも、リーダーとしてやっていかなければならないと考えています。

とまあ、考えていることは他にもいろいろあるわけですが、今回はこのくらいにしておきましょう。このブログを通して、こいつはこんなことを考えているのかということをなんとなーく理解していただけたら嬉しいです。この動画がいいなと思った方は、高評価と、チャンネル登録よろしくお願いします。

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