部員ブログ「凡事徹底」内山晴貴
こんにちは、新4年の内山晴貴です。いよいよラストシーズンを迎えるわけですが、ここまでの自分を少し振り返ってみると、昨シーズンと一昨シーズンにラッキーパンチのベンチ入りが数試合あっただけで未だAチームでの公式戦出場はありません。
ではなぜAチームで出場できていないか考えてみると、やっぱりサッカーの能力が足りてなさすぎる。ボールを止められない、パスがズレる、運ぶのも下手、球際が弱い、対人も弱い、ヘディングも弱い、ポジショニングが悪いなど…挙げればキリがない。さらには攻守ともに判断が悪い上に、複数のことを管理する能力が乏しく気が付けば一方向しか見えていない。目も当てられないありさまである。試合に出るためにはこういった課題をクリアしていかないといけないわけだ。とは言え全部をいっぺんに、それも1→100なんてのはゲームやアニメの世界でない限り無理で、現実には練習で何回もトライしてその中で少しずつうまくできるように改善を重ねることが必要だ。1を2に、2を3に、3を5に5を8に…。積み重ねて積み重ねて100に近づける。100で完璧、だけど100を目標にすると80で止まってしまう。100になるためには120を見ていないとだめだ。
小中高とサッカーをしてきて今大学サッカーをやっている以上、見る・止める・蹴る・走るといった基本的でもはやできて当たり前なことは確実にできていないといけない。
常に首を振ってピッチ上の状況を把握する。来たボールを次にプレーしやすい位置に止める。ボールの速さも回転もなくす。フリーの味方にパスする。真っ直ぐで変なバウンドしないゴロパス。ポジション修正。毎秒毎秒最適なポジションは変わる。守備の声を出す。味方に伝える。どんな時でもしくじらないように、徹底的にこだわってやらないといけない。
ピッチ外でも当たり前にやるべきことはたくさんある。大学生である以上、勉強や研究は重きをおいて取り組まなければならない。サッカーをいくら頑張って試合に出て勝てたとしても、これを疎かにして単位を落とし留年なんてことになってしまっては本末転倒である。学業と部活どちらも頑張ってこそ、成長という意味で前に進むことができる。もっとも、4年での勉強なんて本来やりたいことなんだし、これに関しては特に問題ないとは思うけど。
人・もの・環境に感謝するというのも絶対に忘れてはならない、部活の時のみならず人生において大切なことだ。
そして自己管理も大事だ。睡眠の時間と質。食べるものの質と量。時間の管理。生活のリズム。サッカーをしていなくてもある程度大事だが、サッカーをしているからこそより大事なことばかりだ。こういうことに気を付ける癖がつけられていれば、きっとサッカーをやめた後にも役立つに違いない。
ピッチ外のことは当然サッカーに関わらずとも大事なことばかりだ。サッカープレーヤーである前に良い人間でありたい。
平凡な事と書いて凡事、非凡な事と書いても凡事。凡事徹底は万事徹底なのかもしれない。
今年こそはAチームで試合に出られるように。
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