【引退ブログⅴ】 ゲームキャプテン 佐藤大也

九州大学サッカー部 on Instagram: "【引退ブログⅴ】 ゲームキャプテン 佐藤大也 経験 昨シーズンは責任感というものをひしひしと感じさせられた1年間だった。1部昇格という目標を掲げ

52 likes, 0 comments - kyudaisoccer_official on March 12, 2023: "【引退ブログⅴ】 ゲームキャプテン 佐藤大也 経験 昨シーズンは責任感というものをひしひしと感じさせられた1年間だった。1部昇格という目標を掲げ、自分自身はゲームキャプテンを務めた。いわゆるサッカーの責任者的な役割なんだけど、これが自分にとってはしんどかった。負けたら自分のせいって思いが付きまとうから、ずっと変なプレッシャーを感じていた。試合に勝てば勝つほど、目標に近づけば近づくほど、このプレッシャーは大きくなって自分にのしかかってきた。でもこんなプレッシャーには負けたくないし、そんなところ見せたくないから、人前では次も勝てるよ、余裕だよと自分自身に言い聞かせるように話していた。それでも自分を騙しきれないから試合前日は寝れないこともあったし、アップ中は動悸がしたこともあった。試合中は体が重たくて、思うようにプレーできた試合なんて1、2試合くらいだったし、試合に勝って嬉しいというよりも、勝ててよかったと安心するような感覚だった。本当に大変だったし苦労したけど、今になるといい経験ができたなと思う。 でもきついことばかりだったかというとそうではないし、嬉しいこともたくさんあった1年だった。 まずはチームとしての厚みを感じれたということ。特に印象に残ってるのは沖縄大学戦である。この試合は怪我人などの関係で公式戦では初スタメンの選手が2人いた。彼らは練習外で筋トレをしたり、居残って練習したりしてコツコツと努力していた選手たちだったから不安はなかった。結果3-2で勝利して、2人とも最終ラインで90分間気を吐いて戦い続けてくれて、ホイッスルがなった瞬間は少し泣きそうだった(笑)。このような選手が出てきたことはチームにとって大きな収穫になったし、本当に嬉しかったことを覚えている。 次に沖縄国際大学戦。「たくさんの人に見にきてもらえたら嬉しいよね」ってことで始まった企画。波照間が中心に動いてくれて、試合前日なのに夜中の2時まで話し合いをしたこともあり大変だったけど、結果150人近くの人が応援に駆けつけてくれた。スタグルも販売に協力してくれるお店もあり、中には当日応援に行けないからと無償で料理を提供してくれたお店もあった。試合はずっと追いか

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【引退ブログⅴ】

ゲームキャプテン 佐藤大也

経験

昨シーズンは責任感というものをひしひしと感じさせられた1年間だった。1部昇格という目標を掲げ、自分自身はゲームキャプテンを務めた。いわゆるサッカーの責任者的な役割なんだけど、これが自分にとってはしんどかった。負けたら自分のせいって思いが付きまとうから、ずっと変なプレッシャーを感じていた。試合に勝てば勝つほど、目標に近づけば近づくほど、このプレッシャーは大きくなって自分にのしかかってきた。でもこんなプレッシャーには負けたくないし、そんなところ見せたくないから、人前では次も勝てるよ、余裕だよと自分自身に言い聞かせるように話していた。それでも自分を騙しきれないから試合前日は寝れないこともあったし、アップ中は動悸がしたこともあった。試合中は体が重たくて、思うようにプレーできた試合なんて1、2試合くらいだったし、試合に勝って嬉しいというよりも、勝ててよかったと安心するような感覚だった。本当に大変だったし苦労したけど、今になるといい経験ができたなと思う。

でもきついことばかりだったかというとそうではないし、嬉しいこともたくさんあった1年だった。

まずはチームとしての厚みを感じれたということ。特に印象に残ってるのは沖縄大学戦である。この試合は怪我人などの関係で公式戦では初スタメンの選手が2人いた。彼らは練習外で筋トレをしたり、居残って練習したりしてコツコツと努力していた選手たちだったから不安はなかった。結果3-2で勝利して、2人とも最終ラインで90分間気を吐いて戦い続けてくれて、ホイッスルがなった瞬間は少し泣きそうだった(笑)。このような選手が出てきたことはチームにとって大きな収穫になったし、本当に嬉しかったことを覚えている。

次に沖縄国際大学戦。「たくさんの人に見にきてもらえたら嬉しいよね」ってことで始まった企画。波照間が中心に動いてくれて、試合前日なのに夜中の2時まで話し合いをしたこともあり大変だったけど、結果150人近くの人が応援に駆けつけてくれた。スタグルも販売に協力してくれるお店もあり、中には当日応援に行けないからと無償で料理を提供してくれたお店もあった。試合はずっと追いかける展開で何度も心が折れかけたけど、その度に応援席から聞こえるハリセンの音が気持ちを立て直してくれた。試合には勝てなかったけど、あの雰囲気で試合をできたこと、たくさんの人の応援を肌で感じれたことは本当にいい経験ができたなと思う。あの試合で決めたゴールとあの歓声は一生忘れられないな(笑)

こうして振り返ってみると本当にいい1年間だったと思うし、4年間を通してみてもサッカー部に入部してよかったと思う。引退して暇な時間が増えて思うのは、週5日もサッカーをしているのはすごいことだし、それだけの時間を割いてるのだから全力で取り組んでほしいということかな。あとは4年間というのはあっという間だから九州大学サッカー部として行える一つ一つの活動を大切にして楽しんでもらいたいと思うし、学生主体という強みをいかしていろんなことに挑戦していってほしいと思う。そしていつかは九州の強豪大学とも互角に渡り合えて、地域の人や学生が試合を見に来るようなちょっとした町クラブみたいなチームになっていってほしい、なんて夢を書いたところで僕の引退ブログは終わりにしようと思う。

拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

また最後になりますが、九州大学サッカー部を支援してくださってるスポンサーの皆様、応援してくれているOBや保護者、携わっていただいてる全ての方々に感謝申し上げます。今後とも九州大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。


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