【引退ブログ】 vol.6 瀧亮太(芸術工学部)
【引退ブログ】 vol.6 瀧亮太(芸術工学部)
引退して率直に思うのは、疲れた、長かった。中学、高校の頃はあっという間に感じた部活動だったけど、大学の部活動は長く感じた。それでも思い返せば大学でプレーした時間は、半分ぐらいしかない。それまでサッカーをしてきて怪我を全くしたことがなかったが、大学2,3年の頃はそれぞれシーズンの半分も怪我でプレーできなかった。2年の時から、キャンパスが変わり1時間弱かけて部活に来ていたが、怪我をしている期間は何をしに来ているのだという感覚が強かったし、楽しくもなかった。試合に出て活躍する同期、後輩を見て焦り、早くなんとかしないとと、完治していないのにサッカーをして、また痛めてを繰り返していた気がする。入部したての頃は、ただサッカーが楽しいという気持ちが大きかったが、2年生、3年生の頃は怪我でいっぱいいっぱいでサッカーを楽しめていなかったと思う。気づけば4年生になり、引っ張っていく立場になることに実感がわかなかった。なるようになると楽観視していたところがあったが、実際チームが始動すると全然なるようにならず、結果も出ない日々が続いた。チーム全体が重い雰囲気、ピリピリしているのは、自分が一人で抱え込んで苦しむことよりしんどかった。後期が始まる前、4年生でミーティングをした後、残り三ヶ月しかないのだから周りにダサいと思われてもチームを引っ張っていく姿勢を示そうと思った。これまで先輩が自分たちに残してくれたようなものを自分は何も残せていないと思った。とりあえず声を出して、周りが反応しなくても自分に言っている意識でデカい声を出すことを意識した。結果としてチームは後期で勝ちを重ね残留を決めたが、自分の一番のよかったとこは、声を出す意識をしたことかなと思う。大橋から3年間通うことに疲れたし、怪我や結果が出ず精神的にも疲れた。けど、4年間真面目にやり続けてよかったと思える部活動だった。同期は全体としてのまとまりがなくて、遊び誘っても全然来ないしもっと遊びたかった。引退直後は、「もうサッカーええわ」と思っていたのに、一ヶ月ちょっと経ってもう同期たちと部活したいと思ってしまっている。あー、疲れた。
4年間お疲れ、ありがとう、自分。
0コメント